神域散策・3 神木 ナギの木 樹齢千年近く太さ三抱余りもあり、内側が朽ちて空洞となって中から竹が生えていた (尾張名所図会にもこの情景が描かれている)が、近年枯れてしまって今は幹を残す のみである。戦国時代木下藤吉郎(後の太閤秀吉)は、このナギの木の中から生えて いた竹をいただいて刀の目釘に使って武運に恵まれたと伝えられる。また大正琴の創始 者森田伍郎氏もこの竹をいただいて琴を造って大成功をおさめた。その御礼にと森田氏 が奉納した灯籠が境内にある 。